

伝統の手引き真綿

真綿とは真綿は「綿」とは書きますがアオイ科の植物、「コットン」とは別の繊維です。蚕の吐く糸を紡いだもの…皆さんにもよく知られる「絹」の事を指す、たいへん高級な繊維なのです。

昔ながらの手引き真綿繭4つほどから成る小さな角真綿(かくまわた)。そちらを手作業で丁寧に薄く広く伸ばし、1つの層を作ります。表面に糊をつけ、さらにもう1層を重ね。そして布団として必要な厚みが出るまで繰り返すのが手引き真綿の基本です。丁寧に伸ばされた真綿はボソボソとダマになることが少なく、しなやかな使い心地が特徴です。
お肌に嬉しい

タンパク成分シルクの主成分はタンパク質。セリシンとフィブロインという二種類のタンパク質から成るシルクは、その構成のほとんどがアミノ酸ということになります。私たち人の体を構成する上でも大切な成分であるアミノ酸を多分に含むシルクは、お肌との親和性が非常に高い素材なのです。

側生地にもシルク含有シルクは美しい艶や溶けるような触れ心地故に、熱に弱く使用時の摩擦でも傷ついてしまう繊細な繊維。だからこそ側生地には摩擦にも汗にも強いコットンを50%混ぜて織り上げた生地を採用しています。シルクの美しさやしなやかさを損なわず、長くご愛用いただけるようひと手間をかけました。
Details

※↑写真はキルトが見えやすいようにやや加工しております。
四隅のループ
細部まで丁寧な縫製
ヘム飾りのないシンプルさ


※写真はイメージです。